2009年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2008年 1月 2月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

      ■  2009年(平成21年)4月30日(木)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

君と見て一期の別れする時もダリやは紅しダリやは紅し(北原白秋)

いつまで旅することの爪をきる(山頭火)

山ねむる山のふもとに海ねむるかなしき春の国を旅ゆく(牧水)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

      ■  2009年(平成21年)4月21日(火)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 それにしても風の強い日だった。庭の植木鉢はことごとくひっくり返っており、すだれの紐は切れていた。

 それでも払ったお金が戻ってくるなどというお話を聞いたら、気分は晴れやか、「何だかいけそうな気がする」。

 雄島の祭りもすんで、今日は、禁酒。

  とりあえず、スリムに。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

      ■  2009年(平成21年)4月17日(金)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  菜の花の黄のひろがるにまかせけり     久保田万太郎
 

 心々慶快して春面を笑ましめ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

      ■  2009年(平成21年)4月16日(木)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 桜散るあなたも河馬になりなさい 大井 雅人)

  今日は何の日かというと、1889(明治22)年のこの日、20世紀最大の映画監督であり、喜劇俳優であったチャールズ・チャップリンがイギリスで生まれました。
 第1作のタイトルは「成功争ひ(成功争い)」、1915(大正4)年からおなじみの「チャップリンの○○」シリーズが制作されたということです。

 

  昨日は用事を済ませて、歌舞伎座さよなら公演を電車の時間まで見ていた。

  玉三郎の細かい芸がよかったが、伊達騒動クライマックスに帰宅するのは残念だった。

 

   物に価値があるのではなく、それを評価する心に価値があるのだ。

   このままいけば、本日も健康優等生。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

      ■  2009年(平成21年)4月13日(月)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 あたたかな陽気に恵まれ啄木忌

  ある年の花遅かりき啄木忌 (久保田万太郎)

 

   村祭りも終わり、滝谷寺51代住職就任の法要、式典、祝賀会も終わり、シロナンテンなど鉢植えして、いよいよ本日は禁酒、禁食で1日を過ごすことにした。

  プールでみっちり泳ぎ、なんとなく我慢の日だと思ったが、啄木忌だった。

 

   帰ってきた娘にが庭先を見て、なんだか「となりのトトロ」みたいになってきたといわれてしまうほど、庭木が増えた。

   飲食とか金がかかるものでなく、安上がりで健康的な趣味がいい。

  明日は、築地の市場へ出動!
 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

      ■  2009年(平成21年)4月7日(火)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「おしなべて  花の盛に  なりにけり                 
        山のはごとに  かかる白雲」     山家集  西行

 

 高校の入学式。自分のことを思い出していたのだが、まったく思い出せない。

 心高かれ若人よ!

 

  明日は花見。

 「世の中に  たえてさくらの  なかりせば             
        春の心は  のどけからまし」    在原業平

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

      ■  2009年(平成21年)4月6日(月)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  第一  節制  飽くまで食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。

 

    ベンジャミン・フランクリンの「13徳」の第一番目が身にしみる。

    入学式で市会議員に「苦言を呈す」として「それ以上太るな」と忠告された。

      水泳も自転車も、されど食べ、飲み、とまらない。

 

    白樺もシャラも花水木も植えた。桜も枝垂れも桃も花海棠(はなかいどう)も。

    願わくば花の下にて・・・。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

      ■  2009年(平成21年)4月1日(水)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 春秋を極めてしだれ桜かな (稲畑汀子)

 

 「春秋に富む」といえば若者。新入生、新社会人のフレッシュマンのスタート。

 我が家の娘も、本日より社会人。昼過ぎまで寝ていたような夜更かし娘がどうなるかと心配で、帰ってから初出勤の状況報告を受けたが、「いい人ばかりで・・」ということなので、ほっとした。

 スカッとして、小奇麗にして行けと念押ししたら、なぜか神妙に「はい」と返事されて、ちょっと面食らった。が、社会に出た証拠のような気もした。

 

 さて、親父は老木の桜を想おう。

 年年歳歳花相似たり 歳々年々人同じからず。