|
2009年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年 1月 2月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)6月23日(月)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
かたつむり甲斐も信濃も雨の中
飯田 龍太
友人の息子が交通事故死。
つらいねぇ。
雨の中、かたつむりも最近見たことがない。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)6月22日(日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
一日照り一日は降りてさくらんぼ
村越 化石
この世で、人はほんの短い時間を、
土の上で過ごすだけにすぎない。
仕事して、愛して、眠って、
ひょいと、ある日、姿を消すのだ。
人は大きな樹のなかに
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)6月21日(土)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
仕事なされよ
きりきりしゃんと
かけたたすきの
きれるほど
「身には襤褸(らんる)をまとい、心に錦を飾れ」。
盛者必衰、会者定離のあわれ。
買い物に行ったら、レジの女性から、「いつも若くて、昔からちっとも変わらないからいいねぇ。私なんか・・」といわれたのだが、どうも昔からの知り合いのようで、何のご縁でしたかと聞き返しはできなかったけど、若いといわれて、腹は立ちません。
でも、外見だけで、「若さ」は判断できません。肉体的な衰えを痛感しております。
とはいいつつも、幸福なんて、帰りの坂道に落ちているようなものだと感じた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)6月19(木)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ぐい呑みの志野に紅さす桜桃忌
( 神蔵 器)
太宰治没60周年、 桜桃忌。
さくろんぼをつける木が桜桃、最後の小説が桜桃。
高校生だったころ太宰治はよく読んだ。
本日、入梅。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)6月17日(火)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「今度の新聞はいいなあ。いや、いつもいいけど」と友人から電話があって、すこし気をよくしていたら、今日はプールで、「最近お疲れなのですか、いつもより元気がなかった新聞」といわれてしまった。
評価はいつもてんでばらばら。
「行蔵(こうぞう)は我に存(そん)す。毀誉(きよ)は他人の主張。」
「我に与(あず)からず、我に関せずと存候(ぞんじそうろう)。」
「各人え、御示御座候(おしめしござそうろう)とも毛頭
異存これ無く候。」
「行蔵」とは、出処進退のこと。
「毀誉」とは、褒めたり、貶したりすること。
つまり
「俺の"行動の良し悪し"ってのは、俺が自分で決めることだ。それを、アレコレ批判するのは"他人の勝手"ってもんだ。俺の知った事じゃ無い。」
「人それぞれ意見が違うのは当然。批判はご勝手に。」
と、勝海舟は言ってのけたことを胸に置く。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)6月16日(月)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
昨日、「父の日おめでとう」と末の娘が朝起きていったのだが、おめでとうじゃなくて、ありがとうじゃないかと思ったりしたのだが、とにかく、父の日をタテに、庭の水遣りと肩たたきを命じた。
長女は、今日になって、父の日プレゼントをくれた。ユニクロの袋に包まれた半袖ポロ。ついに私もユニクロを着るのか。
で、本日は、ツインズの誕生日。17歳。南沙織が「17歳」を歌った頃を思い出す。あっという間の出来事であった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)6月14日(土)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
サッカー日本代表は14日、タイのラジャマンガラ競技場で行われたワールドカップ(W杯)アジア3次予選の第5戦で、タイに3−0で快勝した。
テレビを観ていた女房や子ども達がオフサイドって何?と聞くので、卑怯な待ち伏せ禁止ルールであり、だからサッカーは紳士のスポーツなのだと醤油のビンや小皿を動かして教えてやった。3点目がオフサイド ギリギリだったことを理解したから、先生はうれしかった。
14日朝に発生した岩手・宮城内陸地震で、震度6強を観測した岩手県奥州市と宮城県栗原市で新たに4人の死亡が確認され、この地震の死者は6人になった模様。
気象庁は同日午後、今回の地震について、震源の深さは約8キロ、マグニチュードは7・2に修正した。
長女が朝から「福井もきっと今に起きる」と心配していたが、女房は「そんなこと心配しだしたら生きていけない」とピシャリ。
被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)6月12日(木)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「…木の葉はいいもんです。何もかもいいです。」
「何もかも?」
「何もかも。人間が不幸なのは、ただ自分の幸福なことを知らないからです。それだけのこと。断じてそれだけです。断じて!それを自覚したものは、すぐに幸福になる。一瞬の間に…。」
ドストエフスキー(悪霊)
葉っぱが緑なのは素晴らしい。もっとも太陽光線の強い色をはねかえし、熱を与えている。
人類は付属(寄生)栄養生物でしかない。
垂涎の本というものに出会う喜びがある。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)6月10日(火)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
6月10日は、時の記念日。吉田正の命日でもあるようで、歌番組をやっていた。
「この世界の最もひどい貧困は、食べ物の欠乏ではなく、愛の欠乏です。あなたがたのような豊かな国の場合、持っているものに決して満足しない人たち、我慢しない人たち、このような人たちの貧困があります。
心の貧困は、しばしばもっと回復しにくく、打ち勝つのがもっと難しいものです」とマザー・テレサはいったが、秋葉原通り魔殺人事件などをみるとまさにそういう感じである。
マインドとハートのずれということなのか。
何も考えずに泳いでくるか。スピードの水着はないが。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)6月5日(木)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
一家に一台「燃料電池」へ。のキャッチフレーズで家庭用燃料電池の松下電器の広告を見て、うれしくなった。
新聞を見て嬉しくなった内容は久々である。そういうことを私は求めているのだと思った。
暗くなるのは、貧国大国アメリカのルポなどを読むとき。
良書にめぐり合うのは楽しい。
「近代合理主義から生まれた利便性ばかりを追求した文明の機器に囲まれ、物質的豊かさの中に埋没してしまえば、人間は「生きる力」が低下し、やがて高貴な精神は消滅する」と、ソローは何度も警告を発していた。
「人間が個人として精神的高みに登ることの大切さ」、則天去私。
菖蒲湯に入る。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)6月3日(火)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
愚者千人に讃められんよりも、数寄者一人に笑われんことを恥ずべし
イブ・サンローランのご冥福を祈る
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)6月1日(日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
少し泣き少し笑ひて五月果つ
新家生子
本日は共栄丸の結婚式。花嫁は千の春を持ってきた。