|
2009年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年 1月 2月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)10月30日(木)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
麦秋が春なら、竹春は秋。
小春も秋。
坂田三吉勝負にゃ泣かぬ 可愛い小春のために泣く(王将夫婦駒)
やっと、コンブの養殖、アワビの養殖が動き出した。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)10月27日(月)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この明るさのなかへ
ひとつの素朴な琴をおけば
秋の美しさに耐えかねて
琴はしずかに鳴りいだすだろう
(八木重吉)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)10月26日(日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
この秋は何で年寄る雲に鳥
各地域では、公民館祭。寒い一日であったが、我が家の娘達は昨日よりテニスの高校県大会新人戦。
昨日は、個人戦で、先日の1.2年生大会に続いて、姉妹ワン・ツー・フィニッシュが期待されたが、姉ペアが予期せぬ敗退、妹ペアが優勝という結果で、我が家は暗い雰 囲気であった。ツインズというのは、小さいときから同じなのだが、一方が悪いと一方だけを褒めるというわけにはいかないのである。
それでも本日の団体戦は、各学校3ペアが闘うようで、姉ペア先発、妹ペア2番手で、2勝先勝してすべてストレート勝ちで優勝した。福井商業の女子テニスとしては、40数年ぶりの優勝ということで大いに盛り上がったようである。そういえば、彼女たちが、三国中で県大会優勝した時も、三国中女子テニス初の優勝だった。
と、ここまで書いておけば、女房殿がお読みになられても、さぞご満悦いただけるだろう。
大した運動能力でもなく(最近、見に行ったことがないが)、単に良い先生、指導者に恵まれたということだけなのだが、言ってみれば、そういう、ツキはもって生まれたということなのだろう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)10月22日(水)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
続いた天気も、本日午後より雨が降るというので、夏に買った防腐剤をあわててデッキに塗った。冬支度である。
秋という季節は、初めは処女の如く、終りは脱兎の如く駈けぬけて行くようで、庭の紅葉が色づく頃には、冬隣を感じるのだろう。
総選挙はいつなのか、日程が組めないで困る。が、11月解散は多分ないと見てよい。代議士に「梨」が届いているようだ。
今年は台風がゼロ。高知県では冬の渇水が心配されているようだ。
「いとしのエリー」のモデルとも言われた桑田のネェさんが亡くなったようだ。昔、乳がんだったそうだが、通常5年がガンの再発期間として言われるが、乳がんの場合は、10数年経過してから再発して入るケースが多いようで、実はそんな話を聞いたばかりなのだ。
迫り来るものの確かさをおもんみてただまじまじとまばたきをする/吉野秀雄
緒方拳が逝った。ポールニューマンも。その前にはチャールトン・ヘストンも。
屈強の男達が死に、枯れ枝のような我が母はベン・ハーに勝ったように今日も畑に行く。
「柳に雪折れなし」。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)10月20日(月)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ホームページも更新しないで、何やってるの!」というのは、わが女房殿。
女房も見てる「気まぐれ日記」とはつい知らず。ならば、いっそ、女房殿のコーナーでも設置してもらいますか。
においも無く 響もなく
冬の昼間の月のように
弱げでありながら奪うことはできぬ
ただ時の過ぎゆかぬように
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)10月15日(火)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
雲
くものある日
くもは かなしい
くものない日
そらは さびしい
爪きれば指にふき入る秋風のいと堪えがたし朝のおばしま
朝日新聞に「日々是修行」を掲載する花園大学の佐々木閑教授は、私の中学のときの同級生。
京都に行って来た。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)10月13日(月)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〜あかあかや あかあかあかや あかあかや
あかやあかあか あかあかや月〜 (明恵上人)
本日は15夜なり。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)10月11日(土)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・秋風にたなびく雲の絶え間よりもれいずる月の影のさやけさ
本日は13夜。
米国発の世界同時株安、日本は8200円台と昨日1日で1000円あまり値を下げている。金融恐慌とまでいわれている。
輸出産業だけで日本の景気を維持してきたような経済環境になっていて、円高となれば、最悪のシナリオとなる。
・月読(つきよみ)の光を待ちて帰りませ山路は栗のいがの多きに(良寛)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)10月9日(木)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
山にゆきて何をして来る山にゆきてみしみしあるき水のんでくる(高村光太郎)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)10月6日(月)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
菊咲けり 陶淵明(とうえんめい)の 菊咲けり (山口清邨)
菊を採る
東籬(とうり)の下
悠然として南山を見る (陶淵明)
マーケットの目はグローバルリセッションのおそれに向いている。9月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は15万9000人減少と9カ月連続の減少となった。また米国では1割の富裕層が9割の資産を持っていると言われるが、レイオフされる労働者だけでなく、こうした富裕層も株と土地の下落で大きな痛手を受けている。今年のクリスマスだけでなく、厳しいリセッションが長期化するとの懸念が株価を押し下げている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)10月5日(日)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・秋の雲 立志伝 みな家を捨つ
・しんしんと澄む秋空やゆき場なし
昨日、今日と村の麦蒔き。
4日は三国高校100周年記念事業に議長代理出席だったのだが、田んぼからあがって、シャワーを浴びて、着替えをしたら、時計の針は10分前で、ギリギリセーフのタイミングで三国高校に到着。すぐに知事や教育長と体育館に案内されたのだが、議会事務局が用意してくれた「あいさつ文」を忘れてしまって、あせった。まったくのアドリブになってしまったのだが、意外とそれが受けたようでほっとした。
今日は町民体育祭で、これもあいさつをして、すぐ麦蒔きに。
・去るものは去りまた充ちて秋の空
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ 2008年(平成20年)10月2日(木)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
若きにもよらず、強きにもよらず、思い懸けぬは死期なり。今日まで遁れ来にけるは、ありがたき不思議なり。
52歳となり、生年月日が同じ友人と、また、来年も、という会話を交わした。
「愚かなる人、この楽しびを忘れて、いたづがはしく外の楽しびを求め」と兼好法師はいうのである。
存命の喜び、日々に楽しまざらんや