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■ 2008年(平成20年)11月24日(月)
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娘達は明日から修学旅行で、女房まで、うきうきしている。
あたしは、そうした人々の傍らで、本を片手に、焼酎を脇において、テレビなんぞを見ながら、悠々閑々たる午後をすごさせてもらった。
「子ども天下」というのが、現代家庭の定番のようだ。
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■ 2008年(平成20年)11月23日(日)
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「ひとり灯(ともしび)のもとに文をひろげて、見ぬ世の人を友とするぞ、こよなう慰むわざなる」(徒然草)
昨日は良い夫婦の日、本日は良い文の日。
ようやく、仕事もひと段落、と気が付けば、もう11月終盤、まさに晩秋。いやもう冬がたっている。
小雪も済んだ。
旅の思いでもあるのだが、つい書き忘れてしまった。
「苦悩は活動への拍車である。そしてわれわれは、活動のなかにのみ生命を感ずる」(カント)
「順境に馴れてはいけない。それはたまゆらに過ぎ去る。持てる老は失うことを学び、幸福な者は、苦しむことを学ぶがよい」 (シラー)
科学とか技術とかが、いつの世でも最優先で、人間がどうありたいかということが後回しになってしまう。
科学とか技術は、採算という意味で読みとることが出来るが、人の心とか、感情とか、感性とかは、曖昧模糊としてつかみ難いからか、それとも高をくくっているからか。
11月最初の記述が、勤労感謝の日。サンクス・ギビングディ。