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■ 2008年(平成20年)8月31日(日)
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全米オープンテニス、錦織が第4シードのフェレルを破って3回戦突破。
日本人選手が同大会男子で16強入りするのは、70年以上ぶりの快挙。
こういう記録更新は歓迎。
「蝶々のもの食ふ音の静けさよ」という高浜虚子の名句があるが、わが猫は涼しくなったせいかソファーでいびきをかきながら寝ているのである。
8月晦日。
旅に何冊、誰の本を持っていくのか、選択するのに時間がかかる。
スペインに行ったとき持って行った本(城山三郎)があまりに面白くて、スペインの印象よりも本に熱中してしまって失敗したことがある。
明日から9月。「眼鏡屋は鰯雲ほど並べたり」。
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■ 2008年(平成20年)8月30日(土)
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観測史上最多1時間雨量といわれる雨が降っている。
観測史上最高気温と報道されていたら史上最低気温もいわれ、次は雨。
一本釣りの漁師は、水温が30度を超え、8月はさっぱりだったという。
人類最後の日に着実に一歩ずつ迫っているという感じ。
政府の総合経済対策、公明党圧力による定額減税・・・それって、景気対策なのか選挙対策なのか?
なんだかなあ・・
北欧の柔軟性(フレシキビリテイ)と保障(セキュリティ)を合わせたフレクシキュリティ政策でも学んでくるか。
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■ 2008年(平成20年)8月26日(火)
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本日は、長女の誕生日、22歳。
昔、「22歳の別れ」などという曲が流行って、ギターを弾いたものだ。そんな時代もあった。
新聞も書き終えて、やっと私の夏休みの宿題も済んだ感じで、久々にプールに行って来た。
底曳き組合やいかつり船の陳情を受けて、議長と農林水産部に要請した。
切羽詰っての要求であるが、机上でお茶を濁す程度のものを考えるか、何が実効性のあるものか、それを聞き取り調査するのが任務だと思うのだが。
ヒラメの目から漁師の目へ。
さて、気がつけば、海外視察まであと1週間。事前準備しないと・・。まずは、ダイエット。
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■ 2008年(平成20年)8月21日(木)
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同級生の両親が交通事故死。「朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身」を感じさせる。
人の一生などはかないものだ。
サッカー女子「なでしこ」は銅メダルを逃し、ソフトボール女子はアメリカを破って金。上野は昨日のダブルヘッダーに、本日の三連投完投というのは人間業とは思えない。
オリンピックのせいか、集中力に欠ける。
「残暑お見舞い」の葉書が届く。一枚のはがきでやる気がおきる。
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■ 2008年(平成20年)8月16日(土)
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かつて、マックス・ウェーバーは、時代が下ったら「精神のない専門人と心情のない享楽人が社会を占める」と予言した。
精神のない専門人とは、人生とは何ぞやと問うたこともない優秀な技術者・専門家たち(経済人)のことであり、心情のない享楽人とは、カネそのもの、あるいはそのカネで買える楽しみが人生の目的となっている人たちのことである。
粋の反対は野暮。成金趣味のような、使う金の量が日の値打ちのように思っているのが野暮。
消費の量が、幸福の尺度ではないことを、人類が共有できる日は来るのか?
ブータンのようにGNPからGNH(H=ハッピネス、国民総幸福量)へと。
なでしこジャパンが準決勝進出。女子柔道の塚田があと15秒程度で中国に逆転負けしたので、またも中国相手で心配したが快勝してよかった。
しかし、中国の国内問題についての記事を読むとき、オリンピック後、情報交流も含め、大変なことになるような気がする。
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■ 2008年(平成20年)8月15日(金)
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蟻のお話
だが、次から次へ押し流されて下流へ見えなくなってゆく。それでも後から後からと、飛び込む。水面には、ゴマをまいたように蟻が流されてゆく。
やがて、その中の強いのが一匹、とうとう向こう岸にたどりつく。そして岸からたれ下っている草の葉先へうまく泳ぎつく。だが岸へ這い上ろうとはしないで、そのまま、草にしがみついている。
すると、後からまた一匹、また一匹と同じ草の葉先へ泳ぎつく。どれも這い上らないで、
前の蟻の尻にしがみつく。そういう蟻が、つぎつぎに増えてゆく‥…。
そして黒い蟻の紐がしだいに流れを横切って、斜めに細長くこちら側の岸へのびてくる。
とうとう紐の先が、こちらの岸の草の根にとどき、ついに蟻の細長い浮橋が流れの上にかかった。と思ううちに、こちらにひかえていた蟻の大群が、その橋の上をどしどし渡り始める。蟻の大群は橋になっている仲間の頭の上を、踏み越え踏み越え渡る。そしていつの間にか何万とも知れない大群が、みごとに向こう側へ渡り終わった。
だが全部渡ってしまった後になっても黒い蟻の橋は流れの上に浮いたまま、じつと動かずにいる。よく見ると、橋になった蟻は、一匹残らず死んでいるのだ。
強い蟻の一団は、このようにして死ぬまで橋をくずさないで、自分たちの属する大群を、向こう岸へ渡したのである。
政治家に最も必要なものは、「勇気」だという。
いつまでもいつも八月十五日(
綾部 仁喜)
本日63回目の終戦記念日。
携帯電話を肌身離さず、飯ドキも会議中も、囚われの身になっているような世の中は、気づかないうちに人間が壊れていくように思う。便利さの中で人間崩壊の絵図を見る。
「楽しいことばかりだったわ、戦争を除いては。いまの世の中はだめよ。個性と知性がないもの。あなたたち、お気の毒ね。こんなつまらない時代を生きるなんて」
淡谷のり子の遺言のような決めゼリフである。
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■ 2008年(平成20年)8月11日(月)
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福井県漁政推進懇話会会長としては・・・などと構えるつもりはないのだが、漁業は、弱り目に祟り目、重油高騰を受け厳しい状況である。当面する対策も重要だが、漁師が再生産できる状況を確保しなければならない。その面での「テンテコマイ」は喜ぶべきことかもしれない。頑張りましょう、突破力を持って。
しかし、がむしゃらにやっていると、たまに見てくれる人もいるようで、「昨夜はくしゃみがでなかったか」、と後援会幹部から言われたので、また人を魚にして悪口三昧をやっていたのかと思ったら、意外にも、人をめったに褒めないある御仁が、一体どうなったのかと思うくらい私のことを褒めちぎっていたというのである。理由は、概略、媚びへつらわずに頑張っているというようなことらしい。
それを聞いて、ハマコーが書いた「ときには誉めてやる」といった本があったことを思い出した。1万人にひとりくらい、そういう人がいてもいい。
「実ハ僕ハ生キテイルノガ苦シイノダ」、正岡子規はロンドンにいた親友の漱石に「自我文明」を生きる苦しさを書き送ったようだ。経済を統御すべき哲学や世界観というものがなくなった世の中、これこそが最大の問題だとずっと昔から気づいていた。
ケインズは「自由」の暴走が怖くて、大きな政府路線を選択したようだ。なぜフリードマンなのか、金持ちの金持ちによる金持ちのための金持ちがより幸福になる政治支配。
それにしても、新しい本、読み返さねばならない本、何処まで読んでもきりがない。いい加減に新聞を書き始めないと地獄の日々が続く。
オリンピックも気にかかる。それにしても、北島康介の100m世界記録での金メダルは凄い。最高の舞台の、クライマックスに、最高の力を発揮すること、素晴らしい。
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■ 2008年(平成20年)8月10日(日)
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オグ・シオペアが一回戦突破。
なんて、あまりオリンピックに関心がなさそうでしっかり見てしまいました。
エブリバディ、エブリディ、スポーツという感じの昨今ですから、オリンピックが希薄化されています。
愚民政策3Sの一つがスポーツだということを脳裏に浮かぶこともあります。
グローバル資本主義はそれぞれの社会の価値を破壊する。社会的価値観のない国は生き残ることはできない。
保守政治としての「ヴィジョン」を示せていないことが問題なのだ。
明日は三国花火。
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■ 2008年(平成20年)8月6日(火)
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ノーモア・ヒロシマ一匹のみづすまし ( 石 寒太)
63年目の記念日ですが、私はひざが痛くて、マッサージに行ってきました。デブを止めないと負担が大きいようです。
ムダとわかっていても、本屋で思わず「2分でやせる」という本を買ってしまいました。
明日は秋立つ日。
秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる
風は秋の気配を感じます。
つれづれなるままに日暮らし・
人間の社会では、嫉妬されるような評判には細心に注意していなければなりません。(徒然草)
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■ 2008年(平成20年)8月5日(火)
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午前4時起床、ラジコン・ヘリでの一斉防除。
わが村では、平成4年から導入しているが、副区長となってはじめて手伝った。
農作業が楽になっただけで、収入に結びつかないのが近代農業だと痛感する。
役人の役人による役人のための行政。
猟師や百姓はどれだけ「お上」を信じて殺されてきたか、県職員とていい加減にしないといけない。
自分たちの都合のよいことが正しく、都合の悪いことが悪いのではないのだ。
もっと心血を注げ!
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■ 2008年(平成20年)8月1日(金)
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またも1週間のご無沙汰となってしまいました。
「海の漂着ごみの議員連盟を立ち上げるらしいから行って」とサーファーにいわれ、東京まで行ってきて、ホテルでテレビ観戦していたのだが、世界タイトルマッチ清水は惜しかったですね。
高校時代にけんかするとき「一発で倒す」といってポーズしたことが思い出されるようで残念でした。
WTO農業交渉は決裂で、日本は冷や汗。原油対策は漁師にどこまで効果的なのか吟味する必要がある。
本日は、内閣改造らいいけど世の中、何も関心がないような気配。
官僚内閣制が変わらない限り、何しても無駄みたいな感じに見えてくる。
葉月になりました。パソコンのモーター音があまりにうるさいので、修理に出しました。
代わりのパソコンはでもやたらと遅い。