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      ■  2006年(平成18年)6月30日(金)

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 米国への忠誠度次代か、「ハーメルンの笛吹き男」。

  鳥飼久美子も小学校の英語教育には疑問だといってるよ。

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      ■  2006年(平成18年)6月29日(木)

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  ビートルズ来日は40年前の本日。

  ジーコは去り、オシムは・・・。

  「オシムの言葉」がいい。

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      ■  2006年(平成18年)6月27日(火)

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 ▼東京・三鷹の玉川上水で、太宰が遺体で発見されたのは1948年の6月19日。39歳の誕生日だった。死を悼む桜桃忌が各地で催されるが、古里・津軽では99年から生誕祭となった

梅雨の休日。しとしと降る雨音が詩情の世界に引き込む。「雨はふるふる城ケ島の磯に 利休鼠(ねずみ)の雨がふる」。薄ぼんやりと小雨にけむる窓の外を眺めていたら、北原白秋の「城ケ島の雨」を口ずさんでいた▼三浦半島・城ケ島を柔らかなベールのように包む利休鼠の雨。利休鼠とは、茶人千利休好みの緑がかった灰色で、江戸時代にはやった。利休が提唱した墨染め布子色が、元になっているという

 ▼この色には原色のような強さがない。あくまで微妙な色合いが持ち味。あいまいさが魅力と言ってもいい。白と黒という矛盾した色を相殺して作り上げた中間色に、美を見いだした日本人の色彩感覚は大したものだ▼欧米人にとって灰色は否定的な色。グレーゾーンは許されない。だから「グローバルスタンダード」(世界標準)などという自分勝手な物差しを押し付ける。「善」の自国に敵対する国はすべて「悪」という二元論で、平気で戦争をしかける。根底にあるのは、自分たちの民主主義が最高という思い込みだ

 ▼それに比べて日本の「中間色文化」は共存型。白も黒ものみ込んで生かす寛容さがある▼訪米する小泉純一郎首相は、手土産として利休鼠の渋い着物をプレゼントしたらいい。でもブッシュ大統領は気に入らないか。たぶん、「赤」が好きだから。(河北新報)

 娘たちの誕生日は6月16日だったのだが、その日は756年楊貴妃が自害した日なのだと知った。

 「天に在りては、願わくば 比翼の鳥となり 地に在りては 願わくば 連理の枝とならん」

  白楽天の長恨歌にある玄宗皇帝との世紀の大恋愛の一場面。七夕の夜に交わした愛のささやき。比翼連理。
 

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      ■  2006年(平成18年)6月26日(月)

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 久々に降る雨は激しく、樹木はたっぷりと吸うが良い。

しかし、豪雨は困る。

 

 平和のために戦争を!幸福のために科学を!か。

 「トンネルをぬけても同じおぼろ月」

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      ■  2006年(平成18年)6月24日(土)

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 「迷うあじさい七色変わる、色が定まりゃ花が散る」とは、まさに国の三位一体改革の究極、国の財政再建による地方切捨て、地方交付税の削減。

 本日は、福井県の決起集会。

  あたしゃ、北信越聾唖者大会が勝山市で開催されたので、ご挨拶に。

 ワールドカップサッカーは、日本は結局、1分け2敗で予選リーグ敗退。

 開催国ドイツは強いなあ。スウェーデンに現在2-0.

  ところで、報道されなければならない大事なことはいっぱいあるけど、マスコミは・・・。

 

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      ■  2006年(平成18年)6月22日(木)

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 そうか、麦秋とは初夏の季語か。

 音もせで思ひに燃ゆるわが身よりあくがれ出づる魂かとぞ見る

   (和泉式部)

 

   岡本太郎はいい。

 

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      ■  2006年(平成18年)6月21日(水)

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 本日は夏至。

 日本では、立夏(5月5日)から立秋(8月7日)までが夏で、その中間が夏至。

 西洋では、夏至から秋分までが、夏。

 日本では、その気配を感じたとき、西洋では、それを実感したときに季節の区分があるようだ。

  県議会一般質問は、二日目、半日で終了。私の知っている議会の中では、最も少なかった気がする。

 

  上3年で下を知り、下3日で上を知る。 

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      ■  2006年(平成18年)6月20日(火)

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 無知なる者が権力を持つことの恐さを感じる。

 南無阿弥陀仏。 

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      ■  2006年(平成18年)6月19日(月)

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 「小泉政治はメディアなしにはありえなかった。政策論議を単純化し、善か悪かの二元論に流し込むことで国民を思考停止状態に追い込んできた。テレビを中心とするメディアは、そうした粗雑な議論を分かりやすいとはやしたててきた。小泉政治の不毛に対してメディアは責任を負わなければならない。」山口二郎

 愛国心には、ナショナリズムとパトリオティズムがある。国益主義に対して祖国愛といっていいだろうか。

 

 ワールドカップ真っ最中。ジーコジャパンは、一敗一分けで、ブラジルに勝たねばならなくなった。

 しかし、スポーツニュース幅が増えているように思うけど、ふとそれが心配でもある。

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      ■  2006年(平成18年)6月18日(日)

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 「意味ある人をつくるために」。

 そもそも「学歴」と「学校歴」とは違う。「学歴」とは文字通り「学びの歴史」である。

 

  東西の名作名著や日本の文化や伝統に精通していることが、流暢な英語とは比べ物にならないほど重要である。

 

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      ■  2006年(平成18年)6月16日(金)

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 「玉琢(みが)かざれば器を成さず、人学ばざれば道を知らず」

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      ■  2006年(平成18年)6月15日(木)

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 こころをばなににたとへん こころはあじさいの花 ももいろに咲く日はあれど うすむらさきの思ひ出ばかりはせんなくて(略)

    萩原朔太郎「こころ」

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      ■  2006年(平成18年)6月14日(水)

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 手を翻(ひるがえ)せば雲と作(な)り 手を覆(くつがえ)せば雨となる

 紛々(ふんぷん)たる軽薄、何ぞ数うるを須(もち)いん  

  (杜甫)

  

   とかく手のひらを返したかと思うと雲になり、手のひらを返したと思うと雨になる。

 そのように反復常なく、利害により変わりやすい軽薄者が多い世の中だが、そんな連中はいちいちとりあげて論ずる価値もない。

 

     銀行の通帳にならぶゼロの数が示す単純な「豊かさ」や、名刺の肩書が語る「成功」とはまったく別の意味において、一冊の本がある。

 

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      ■  2006年(平成18年)6月13日(火)

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 この世で、人はほんの短い時間を、

 土の上で過ごすだけに過ぎない。

 仕事して、愛して、眠って、

 ひょいと、ある日、姿を消すのだ、

 人は、大きな樹の中に…

  (死者の贈り物)

 

  無知のものは感情において意思決定をする。

 

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      ■  2006年(平成18年)6月12日(月)

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 梅まさに黄ばんで落ちんとし、ざくろの花開き、栗の花落ち、がまの子街をとぶ頃、いん雨あり。これを梅雨という。 

 「迷うあじさい七色変わる、色が定まりゃ花が散る」

  悪かったのをまったく知らず、お世話になった人がふいと旅立った。

  ワールドカップ、ジーコ・ジャパン、初戦のオーストラリア戦は1-3で負け。残り10分までは1-0だったけど、攻撃陣は一歩ずつタイミングが合ってなかった。

  川口というキーパーは、かっこいいファインプレーはあるけど、あのロングスローの場面でなぜ出て行くんだろう?私は楢崎の方が安心なのだけど。 

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      ■  2006年(平成18年)6月11日(日)

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 「私たちが中学校で習ったことは、人間の生命というものは、すばらしく大きなものだということでした。そしてそのすばらしく大きな生命も、生きて行く態度をまちがえば、さっぱりねうちのないものだということをならったのです」「私たちの骨の中しんまでしみこんだ言葉は『いつも力を合わせて行こう』ということでした。『かげでこそこそしないでいこう』ということでした。『働くことが一番すきになろう』ということでした。『なんでも何故? と考えろ』ということでした。そして『いつでも、もっといい方法はないか探せ』ということでした」

 

「力をつくして狭き門より入れ」

 

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      ■  2006年(平成18年)6月9日(金)

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 そぼ降る雨はいい。遣らずの雨か、涙の霧か、緑を濡らす雨を見ていると、濡れ縁に置き忘れたゲタのように、しっぽり濡れてしまいたいような感じである。

こんなときは、おろしそばでもすすりながら、冷や酒でも・・と誘惑に駆られたが、我慢してプールで久々に1000mクロール。

 ボディラインをすっきりさせるために、集中行動が必要であるから、何とか時間を工面しなければならないが、いい本がいっぱいあって、時間がもったいないのよ。

 

  ほととぎす鳴くや五月のあやめ草あやめも知らぬ恋もするかな

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      ■  2006年(平成18年)6月8日(木)

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  「青い山脈」が昭和22年の本日、朝日新聞に連載開始。

  昭和29年では、近江絹糸紡績のストライキがあったようだ。要求の中に「結婚の自由」、「信教の自由」、「信書の開封反対」があったというから、世間はビックリしたらしい。「タワムレに財布測りて そのあまりカルキに泣きて3日間寝ゆ」という落書きあり。

 

  東海・近畿は梅雨入りのようだが、株価は1万5千円を切って最安値となっている。ドイツの天気はどうなのだろう。明日からか。

  

  芭蕉は梅雨でなく五月雨。太陽暦ではほぼ1ヶ月遅れとなる。

   「五月雨の降り残してや光堂」は6月29日

   「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」は7月13日

   「五月雨を集めて早し最上川」は7月19日

  

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      ■  2006年(平成18年)6月7日(水)

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 原油高は農業や漁業の経営を圧迫している。

 漁船のA重油が2年前の1g30円台から60円に高騰。包装や緩衝材に多くの石油商品を使う「りんご」などの出荷などにも影響を及ぼしているようだ。

 本日、「森林・林業・木材産業活性化大会」があった。福井県の木材市場の4分の3が外材で、山の木は太る一方。参加者から「山をやめる。来年は来ない。」発言もあった。

   山林収入は何十年もなく、世話をする資金を投入できないA山の仕事は60〜80才と高齢者しかいないB「親父の生きている間に山を処分せよ」と息子に迫られた。「これらは、林業行政の失敗にあり、行政の責任だ」との趣旨である。

「農業や漁業はすぐに金になるが、林業は何十年もかかる」という発言もあったが、農業や漁業がプラスの金になるかマイナスの金になるか、それもわからない。汗水出して働いて、金を持っていかなければならないこともある。

人間という生物にとって、最も重要な一次産業を粗末にして、訳の分からないものに価値が着いているということが本末転倒で、それが8年連続で自殺者3万人を超える先進国トップの「自殺大国」をつくっている。

 

「いとしき、いとしき我が子らよ、世に生まれしは幸ひか、誰か是れを『否』と云はん」

  与謝野晶子              

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      ■  2006年(平成18年)6月6日(火)

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  「インターネットに強く、演歌のこころも分かるという幅の広い人間性を活かされ、県議会でその手腕を発揮されますよう、ご期待申し上げます」と私の副議長就任祝賀会に祝電を頂いた坂川福井市長。

 市長自らが書いたものであることは自明で、もちろん、ご披露申し上げたが、そこまで気を使って頂いたことに感謝し、恐縮もしたが、入院されたと聞いて、そんな心労がたたったのか心配だ。

 ご快復を祈る。

 

  白居易は楽天という字(あざな)があるが、「天を楽しみて命を知る、故に憂えず」ということらしい。

 「飢えて餐(く)らい楽しんで飲み安穏(あんのん)に眠る 死生は可もなく不可もなし 達せるかな達せるかな 白楽天」。

 

  6月6日雨降らず。

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      ■  2006年(平成18年)6月4日(日)

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  うは〜今日は6月4日。ひょっとしたら虫歯予防デーかも?

 ご無沙汰して2週間、半月ぶりの記載となってしまいました。

 地元での副議長就任祝賀パーティは27日の土曜日、新緑コンペは昨日と後援会行事もさることながら、福井にもJリーグということでJビレッジを見に行ったりして大変でした。東海北陸の正副議長会もありましたし、新幹線の戦略検討会議みたいな感じもありました。

 あっという間に6月突入で、衣替えというかクールビズ。

 ボディラインが気になるのよね。どうやってやせるのか正念場です。

 「ほっとらいん」は記念すべき50号を発行しました。近日中にアップしておきます。

 6月14日から議会開会で、明日は事前説明会。 

 出生率は1.25で最低記録更新、福井県は1.47で全国2位微増。

 村上ファンドも逮捕寸前?、その他いろいろあった2週間。

 

  ドッグ・イヤーは足早に過ぎ行く。

明日、ゴルフに行こうと誘われてましたが、雨なので、予定変更しての行動です。
 
  夏も近づく八十八夜も過ぎて、本日、立夏。
  「日本茶」・・「新緑を味わう」というタイトルで、新茶の便りが届いたという記事がありました。
  初夏の香りは新茶とともに・・

  厨着(くりやぎ)ぬいで ひとり汲む茶や若楓(わかかえで) 杉田久女

 

  茶の間の卓上にまで楓の新緑が照り映える。割烹着を脱いで、一段落、ほっと一息、「ひとり汲む茶」がうまい。

  この場合の、「ひとり」とは孤独ではなく、何モノにも煩わされない自由な時間のこと。という意味らしい。