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      ■  2006年(平成18年)5月21日(日)

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 昨日と打って変わって晴天の三国祭。

 昨日は、朝から夜まで、飲み続け、つらかった。

 夜の柔道整復師会の席が「アカシヤ」で、それに「雨」だったから、思わず「このまま死んでしまいたい」と歌ってしまいたかった。

 

 雨降れば雨を愉しみ

 晴るる日は晴れを愉しむ

 楽しみあるところに愉しみ

 楽しみなきところにも愉しむ

 

  上三年にして下を知り、下三日にして上を知る。

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      ■  2006年(平成18年)5月15日(月)

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 独りよがり、本腰を入れる、抜き差しならぬ・・・これって平気で女の人に言われるとちと困る。

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      ■  2006年(平成18年)5月14日(日)

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  うの花のにおう垣根に、時鳥(ほととぎす)早もきなきて、忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ。

 

  本日は、母の日。

 

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      ■  2006年(平成18年)5月11日(木)

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 「日露戦争において20億の国費をついやし、10万同胞の血を持ってロシア勢力を払いのけた満州は、まさしく日本の生命線、これを他に譲るわけにはいかぬ」と言って、英米と戦い、すべてを失った。「ソ連が満州に侵攻した夏」、かくして100万邦人が見棄てられた。

 指導者がアホだとみんな死んでしまう。そうか、満州事変を首謀者、石原莞爾は、敗戦時、軍を退役していたのか。

 敗戦という危機のなかの政治において、政治指導者に求められる条件は何か。戦後、日本のスタート。吉田茂の政治的決断の誤りを指摘する人も多い。

 

 「牡丹を見るに巳の刻よし、巳より後は・・花の精神衰えて麗しからず」、午前10時が巳の刻。物の新しいこと、事の盛んなことの意味があるようだ。

 緑と金は若葉と日光。

 

 赤穂浪士のような忠義の心でもなければ、吉田松陰のような憂国の至情でもない。そうした高尚な情念に比べれば、劣情というに近い個人的欲望(権力欲、物欲、金銭欲、情欲)が複合した情念しか持ちえない人。人間の心の奥の奥をつかんで、その人を狂わせ、破滅の道に向かわせる、情念の持つ魔性の力の恐ろしさを、純粋に見せてくれる。

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      ■  2006年(平成18年)5月8日(月)

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 荒川静香がプロ転向。金メダル以上はないのだから仕方ないと思う。

 連休明けの新聞の話題は、大阪市が市長自ら人事評価とかいろいろだが、こんなニュースがなぜ今日なのか?

 (評価する者の評価能力、信頼が最も問われる問題だ。下が上を評価することも重要だ。)

そういえば、読売に「いくさというものは、山の上から大石を転がすようなものだ」。昭和181月ごろの、東条英機首相の言葉が出ていたが、東京裁判の何かと関係のある日なのだろうか?

 とめられないほど大きい石にしたのは誰か。戦犯は誰か。今から不当な裁判をやり直してどうする?

30−40代の所得格差拡大 厚労省調査を再集計

 2002年までの15年間に、所得格差の度合いを示す指標値「ジニ係数」が30−40代の男女で最大約30%上昇したことが7日、厚生労働省の「所得再分配調査」のデータ再集計で分かった。
 60代以上の高齢層でも格差は拡大したが、年金を加えた再分配所得で大幅に圧縮されたのに対し、30−40代では税や社会保障による改善がみられなかった。現役世代の格差は今後も拡大の可能性が指摘され、対応が課題となりそうだ。
 所得格差をめぐっては、内閣府が1月に「主に高齢者世帯の増加などによる見かけ上のもので(実質的な格差拡大は)統計データからは確認できない」との見解を公表。一方、厚労省は労働経済白書の06年版骨子で賃金格差の拡大を指摘し、政府内でも現状認識に関し温度差が出ている。

(共同通信)

<退職金発言>首相の「知事ら多すぎる」が波紋広げる

 小泉純一郎首相が先月末、「知事や市長の退職金は多すぎる」と指摘したことが自治体関係者に波紋を広げている。「自治体の財政問題への視線が厳しくなりそう」(政令市幹部)との声が出ており、首相の一言が地方の退職金リストラを後押しする可能性もある。
 首相も自治体首長も退職金は給与月額に在任期間をかけて算出する。しかし、一般公務員と同じ在任「年数」で計算する首相に対し、知事、副知事ら自治体特別職は「月数」をかけるため、高額になる。自治体関係者によると、各自治体とも60年代から「知事の職責の重さは民間企業の取締役と同等」との理由で、民間が採用していた月額計算を取り入れたという。
 その結果、今の知事が1期4年間務めて受け取る退職金は、兵庫の5414万円(03年から1割カット)をトップに、千葉が5337万円、長野と福岡が5184万円などとなっている。9月に5年5カ月の任期を終える小泉首相が受け取る658万円と比べケタ違いに高い。しかも知事は1回の任期を終えるごとに退職金をもらえる。
 宮城県が3月、現知事の任期中は退職金を全廃するなど改革の動きも出ている。首相は「私もいらないから、知事も市長もあきらめてはどうか」と、知事らに退職金制度の自主的見直しを促してもいる。【竹島一登】

(毎日新聞)

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      ■  2006年(平成18年)5月7日(日)

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 降る雨や 連休は遠くなりにけり・・・・

 

  連休最終日は雨。若葉を濡らす雨はまさに緑雨。

  庭の花王の大輪が開いたのが雨で重たくなって、枝が曲がってしまって、やっと開いた花が見えないので、ひもでくくった。

 「牡丹花は咲き定まりて静かなり花の占めたる位置のたしかさ」・・木下利玄が病の床でうたった。

  ああ、おまへはなにをして来たのだと・・・吹き来る風が私に云う。(中也)

 

  「何かを提言すれば煙たがれ、何も言わないのが評価されるなんて役所はだめです。」やらない人が評価され、考え、提言したりする人が疎まれる、そこに問題があります。ふと立ち話で、聞いた公務員もどき女性の言葉。役所の掟で、やる気を失った人も多いのだろう。京都の公家さんみたいに生きたいわけでもないんだろうけど。

 部下は上司の器で育つ。リーダーがアホだと何もかも滅びる。

 

 花屋のおかあさんは、「景気が良くなったんですかね。連休でも忙しくって」と云っていたが・・・。

 

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      ■  2006年(平成18年)5月6日(土)

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 「私が森へ行ったのは、思慮深く生きたかったからだ」。
米国の作家、ソローの「森の生活」の一節が浮かぶが、森などどこにもないので
ゲートボール協会の役員会(今年は坂井の協会長)に出席し、プールへ行って、バーベナとナデシコを買って3坪ほどの裏庭に植えました。
明日、ゴルフに行こうと誘われてましたが、雨なので、予定変更しての行動です。
 
  夏も近づく八十八夜も過ぎて、本日、立夏。
  「日本茶」・・「新緑を味わう」というタイトルで、新茶の便りが届いたという記事がありました。
  初夏の香りは新茶とともに・・

  厨着(くりやぎ)ぬいで ひとり汲む茶や若楓(わかかえで) 杉田久女

 

  茶の間の卓上にまで楓の新緑が照り映える。割烹着を脱いで、一段落、ほっと一息、「ひとり汲む茶」がうまい。

  この場合の、「ひとり」とは孤独ではなく、何モノにも煩わされない自由な時間のこと。という意味らしい。

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      ■  2006年(平成18年)5月1日(月)

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 行春(ゆくはる)や鳥啼(な)き魚の目は泪(なみだ)

 

  暮れてゆく春のみなとは知らねども・・・・・暮れてゆく春、去ってゆく春のゆきつくはての湊はどこか

 

 大変な選挙も終わって、祭りのあとみたいな感じで、日記更新してないぞ!といわれて本日は5月メーデー。

 最近は、労働組合も活発でないのか?連休でメーデーやらないのか、デモ行進もあまり見かけない。

 昔は、春闘総決起集会なんぞが東京で開催され、やたらジグザグしたけど、今では懐かしい思い出の1コマ。

 「春は眠くなる。猫は鼠を捕る事を忘れ、人間は借金のあることを忘れる。時には自分の魂の居所さへ忘れて正体なくなる」

  漱石のように「腑に落ちない自分」をたしかめてみるか。

 

  激しく雨の降る夜に、若葉を濡らす雨は緑雨と言って良いのだろうか。