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      2011年(平成23年)8月26日(金)

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 本日は、長女の誕生日。25歳。

 お婿さんをもらう段取りでいるのだが、さっぱり。

 女房は24で嫁に来たのだが・・・。

  その娘から電話がかかってきたので、25才になったあいさつかと思ったら、「あっ、間違えた」だった。

 

  3キロ以内の被災者の一時帰宅が認められた日。1〜3号機で放出されたセシウムは広島原発168発分だと保安院が報道した日。

  娘は何と心得ているのだろうか?

  サッカーでスペインで活躍中のキーパー川島に「フクシマ」「フクシマ」のヤジがとんで試合を中断。

  しかし、それは川島に対するプレーヤーとしてのヤジではなく、日本は原発事故をいつまでも収束できず、世界に被害をまき散らしている」という海外のいら立ちではなかろうか。
 日本が適切な情報を海外に提供しなかったり、通報もなく汚染水を海に垂れ流したり、風力発電推進国のスペインの厳しい批判なのではないか。

 加害国日本に対する。

 

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      2011年(平成23年)8月11日(木)                                      

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  震災から5ヶ月。

 東北各地でも花火大会。

 三国花火も本日。

 

  娘たちも浴衣姿でいそいそと。

 

 11日というのは、3・11、9・11をはじめ何かある日に思える。

 父の命日が1月11日というのもあるが。

 

      世の中にまじらぬとにはあらねども

    ひとり遊びぞ我はまされる

 

   経産省三首脳の更迭人事などどこが更迭か。

  東電救済などどこが資本主義か。

  うんざりしてしまう。

 

  身捨るほどの国はありや

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      2011年(平成23年)8月8日(月)

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 残暑お見舞い申し上げます。

 「そよりともせいで秋立つことかいの」

 

 夏の光は既に衰え始めているが、気温の季節変化は遅れているので、暑さの絶頂で秋が立つという。

 

  控え室の隣の机に花が飾ってあって、亡くなられた小泉議員のことを思った。

   しかし、原発の闇は深い。どこまで汚染されていくのだろうか、子どもたちの将来に誰が責任を果たすのだろうか。

  人類の破局の日は近い。

  確実に死に向かっている自分の生を考える瞬間が到来する。カミュはそれを「実存の目覚め」という。

  サルスベリの白花が満開、ようやく赤花の花芽もふくらんできた。

  8月のゆえなくかなしサルスベリ