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■ 2010年(平成22年)9月21日(火)
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月よみの 光を待ちて かへりませ 山路は栗の いがの多きに
待宵月夜を1時間半あまり歩いた。
わが初恋の同級生の死を悼む。
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■ 2010年(平成22年)9月14日(火)
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逝く人に留まる人に来る雁
漱石は「詮ずる所、人間は閑適の境界に立たなくては不幸だ」と考え、風流をしきりに懐かしむ。
人よりも空、語よりも黙。……肩に来て人懐かしや赤蜻蛉
何とか議長の任務を終え、ほっと一息。1年間大きなお世話になった皆様に心からお礼を申し上げたい。
あまり気づかなかったもののプレッシャーが強かったのか、窮屈だったのか、この開放感は何だと思うくらい心身ともにリラックス、のびのびしているのが実感できる。公用車に束縛されない毎日が楽しくて仕方ない。
議長を終えてから見える景色もいとをかし。
人間万事塞翁が馬。