春は名のみの風の寒さや。
谷の鶯(うぐいす) 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず。
時にあらずと 声も立てず。
氷解(と)け去り葦(あし)は角(つの)ぐむ。
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空。
今日もきのうも 雪の空。
春と聞かねば知らでありしを。
聞けば急かるる 胸の思(おもい)を
いかにせよとの この頃か。
いかにせよとの この頃か。
(吉丸一昌作詞・中田章作曲)
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■ 2011年(平成23年)2月24日(木)
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敷く雪の中に春置くヒヤシンス
(秋桜子)
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■ 2011年(平成23年)2月22日(火)
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222(ニーニーニー)と微笑みたい2ぞろの日。
山茶花の花は赤く咲き誇り、ワビスケの白花は目立たずひっそりと。
昨年、咲くのを忘れた椿はつぼみが膨らんでいる。サルスベリは沈黙しているが、今年は真紅の花をつけてくれるのか。
梅のつぼみが赤くなってきたが、この時期に咲いてくれると、「梅一輪、一輪ほどの暖かさ」となるのだが。
国会は予算が通るかどうかの興味本位の話だが、中身はどうか、国債費が約9千億円増加し、約92兆4千億円と過去最大となっている。
少子高齢化の加速による社会関係保障費は、現在の制度を変えない限り、毎年確実の増加する。
予算を組む政権側には自由度はなくなり、何もできない。
期待値が大きければ失望感も大きい。
菅の顔が画面に映るたび、ストレスになる。
「議会の活性化」
先手、議員の質問原稿提出、後手、知事の答弁原稿作成。
先手、議員の原稿読み、後手、知事の原稿棒読み。
議員が事前に質問原稿を出して、県から注文を受けるが、知事は事前に答弁書が出さず、議会から注文されない。
議会前に出来上がっているものを、読み合いっこする場が活性化するわけがなく、これほどつまらないものはない。
「学芸会」ほどの演劇性もない。
傍聴に来る人は気の毒だ。
開議せずとも、ペーパーの交換で十分だ。
議会の答弁対策で、部下を深夜勤務、休日出勤させるようなことをするな。
答弁もできない者を管理職にするな!
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■ 2011年(平成23年)2月16日(水)
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「祭りの後」
バレンタインデーがこんなに国民的行事になったのはいつから?日本中の注目が集まるチョコレート売り場。この日のためだけの特設の会場に溢れていたチョコレートの原料はカカオ。遥かアフリカ、ガーナから輸入されています。そしてそのカカオを生産している国の子ども達の大部分が、チョコレートを食べたことがないことを知っていますか?フードマイレージが世界でも飛び抜けて高い日本。食卓に並ぶ食べ物の多くを輸入にたよっていることを、子ども達に知らせるチャンスです。地球儀を家族で囲んで、フードマイレイージを計算してみて下さい。フードマイレージとは、食材が生産地から私達の食卓に届くまでにかかる「距離」と「量」を掛けて表したもの。遠ければ遠い程、多ければ多い程、数字は大きくなります。日本は食べ物の自給率が40%を下回っています。アメリカの約3倍、イギリスの約5倍の約9000億トン・キロメートル。購買意欲を駆り立てるクリスマスやバレンタイン商戦。欧米から伝わったフェスティバルは、若者や子ども達にはとても魅力的なもの。子ども達に考えてもらういい機会です。教育は、学校や教師だけのものではありません。学校で学ぶことは、人生に必要なほんの一部分でしかありません。お祭りの後だからこそ効果的な学習のチャンス。子どもは社会の鏡。今のおとなを写しています。数年後に出る結果は、今日の私達の姿なのです。(森から学ぶ子育て)
本日、最終議会初日。議会組織、運営のイロハのイがなくてどうするの。
はぁ〜イロハのイの字はなんて書く。なんていっている場合ではないが。疲れる。
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■ 2011年(平成23年)2月14日(月)
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昨夜、帰宅すれば台所に甘い香り。
娘たちがバレンタインチョコレートを作ったようで、お父さん用も残してくれていた。
まあ正常に恋もしているようだ。大変な時代を迎えていることなど気にも掛けないように。
ふろふきの食べかた
自分の手で、自分の
一日をつかむ。
新鮮な一日をつかむんだ。
スがはいっていない一日だ。
手にもってゆったりと重い
いい大根のような一日がいい。
それから、確かな包丁で
一日をざっくりと厚く切るんだ。
日の皮はくるりと剥いて、
面とりをして、そして一日の
見えない部分に隠し刃をする。
火通りをよくしてやるんだ。
そうして、深い鍋に放りこむ。
底に夢を敷いておいて、
冷たい永をかぶるくらい差して、
弱火でコトコト煮込んでゆく。
自分の一日をやわらかに
静かに熱く煮込んでゆくんだ。
こころさむい時代だからなあ。
自分の手で、自分の
一日をふろふきにして
熱く香ばしくして食べたいんだ。
熱い器でゆず味噌で
ふうふういって。
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■ 2011年(平成23年)2月11日(金)
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2月11日は、建国記念の日。昔の紀元節だ。
つまり、日本の国が生まれた日と言うことだ。今年は、皇紀2671年。日本の国が生まれてから2671年経っている。
戦前は、学校で式典があり、紅白の饅頭が生徒に配布された。それが、大東亜戦争の敗戦で、占領軍から「強制的」に廃止された。
道標
わたしは その手が好きです
ただ毎日をまっすぐ生きて
わたしたちを育て旅立たせてくれた
あなたの その手が好きです
雨に打たれても土に触って
ひとつひとつ種を蒔く背中は
諦めた夢もきっとあるでしょう
だけど わたしには笑顔で…
愛に出逢い 愛を信じ 愛にやぶれて
愛を憎み 愛で赦し また愛を知る
風に吹かれ 迷いゆれて 生きるこの道
あなたの笑顔 それは道標
わたしは この海が好きです
この弓形に続く線路の
あなたが生まれ育った海に来ると
後悔が軽くなる気がして
傷もためらわず 痛みもかまわず
「勝つこと」ただそれだけが正義と
壊れてもまだ 走り続けるわたしにも
あなたは やさしく…
人に出逢い 人を信じ 人にやぶれて
人を憎み 人を赦し また人を知る
風に吹かれ 泣いて笑い 生きるこの道
あなたの笑顔 それは道標
風に吹かれて 走っています
あなたがくれた この生命の道を
わたしは この手が好きです
ほら あなたによく似ている
わたしたちを育て旅立っていった
あなたの その手が好きです
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■ 2011年(平成23年)2月7日(月)
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「何故、八百長相撲のニュースばかりNHKも民放もトップニュースとして
でかでかと報道している意図が分からんな、他にも国会のTPPを含む重要
法案の審議の問題や小沢さんの問題、エジプトの騒乱や新燃岳の噴火問題
などいくらでも報道すべき事はあると思うのにね。相撲の八百長相撲も昔
から半ば周知のものなのに何を今さらヒステリックに報道してるんだろう
か」。
相撲協会の公益法人 廃止化をめざしての布石にするのかも知れない。
話題をそらす報道をスピンという。
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■ 2011年(平成23年)2月5日(土)
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節分、豆まきが終わり、春が立った。
「鬼はあっても福はなし」とは、鬼は見えやすいが福は見えにくいということらしい。
立春は、 冬至と春分のほぼ中間にあたり、昼夜の長短を基準に季節を区分すると、この日から立夏の前日までが春となる。
春は名のみの風の寒さや。
谷の鶯(うぐいす) 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず。
時にあらずと 声も立てず。
氷解(と)け去り葦(あし)は角(つの)ぐむ。
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空。
今日もきのうも 雪の空。
春と聞かねば知らでありしを。
聞けば急かるる 胸の思(おもい)を
いかにせよとの この頃か。
いかにせよとの この頃か。
(吉丸一昌作詞・中田章作曲)
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■ 2011年(平成23年)2月2日(水)
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二月のあかり
二月には
土の中にあかりがともる。
遠足の朝など
夜明けの
まだ暗い空の下で
先に起き出したお母さんが
台所のデンキをつけるように
旅のしたくを始めるように。
二月にはぽっかり
土の窓にあかるいものがともる。
もうじき訪れる春を待って。
草の芽や
球根たちが出発する
その用意をして上げるために
土の中でも
お母さんが目をさましている。
というのに、政治のあかりは、どこにも見えない。