福井県の西北端に位置する三国町と芦原町は、日本海に面した美しい海岸線に恵まれた町です。海岸線には東尋坊や越前松島などの観光名所が多く存在し、毎年多数の観光客が訪れています。
 しかし、北陸自動車道から続く幹線道路は海から離れており、観光客の大半は、この素晴らしい海岸線を車の中から眺めることはほとんどありません。
 なんとかして、この美しい海を眺めながらのドライブを楽しんでもらいたいものです。
 幸いにも、透明度抜群で松の緑と白い砂浜がどこまでも続く芦原海岸沿いには、幅員3m程度の林道が整備されています。
 そこで、林道を大型観光バスが通れる程度に拡幅し、観光客や地元の人々が青い海・白い砂浜・赤い夕陽などを眺めながらドライブを楽しめる道、      「日本海なぎさライン」の整備を提案します。
 なぎさラインの完成により、加賀I.Cへのアクセス性が向上し、国道305号および周辺道路の渋滞緩和の一役を担うことも期待されます。